
破産高齢者が200万人と言われています。勿論具体的に破産してなくても生活が大変と言われるシニアです。
年金の不平等で特に自営業者は国民年金しか、かけていないと多くても65000円しかありません。
サラリーマンでは2階建ての基礎年金と厚生年金で25年以上かけていれば少なくても10万以上になり、40年以上以上の人は20万円以上あり、奥さんは公的年金制度で扶養されて、1円の年金を支払ってなくても、3号被保険者とされて不公平な年金制度です。
夫が40年サラリーマンを勤めあげると妻には国民年金の65000円が入ります。すると40年間サラリーマンを続けると収入にもよりますが、夫には22~23万円くらいあり、妻と合わせれば28~30万くらいあり、普通の生活には困りません。
サラリーマンの夫婦の合わせた厚生年金の平均額は22万円と発表されています。しかしながら、自営業者は妻の分を国民年金40年払っても満額で65000円です。
夫婦合わせても130000円にしかならず、国民年金だけでは生活できません。日本国憲法で誰もが健康で生活出来るように定義されていますが、現実は200万人の高齢者がとてもちゃんとした生活が出来ないのも現実です。
この様な国が制度を作りましたが、片手落ちと嘆いても現実は厳しいくどうにもなりません。
では破綻寸前の高齢者は如何に生きるか考えて、 一人一人 ケースは違いますが どの様に行動すればよいのか具体案を示しましょ。
生活防衛をしなくてはいけません。
入ってくる年金はいくらぶつぶつつぶやいても上がる事は有りません。先ず徹底的に出るお金を見直されなければなりません。
テレビやネットで見ても高齢者の1人暮らしでワンルームマンションやアパートで暮らして狭く、その割に家賃が高くもらってる年金例えば月13万円で、家賃が5~7万円そこから公的税金、国民健康保険、介護保険などを払うと5万円残るかそれ以下になり、そこから光熱水費を払うと一月3~4万円で食費、生活の為のお金しか使えません。
NHK番組で悲惨な高齢者の放映をしていましたが、その住まいの周りには同じ様な高齢者が住んでいて、食費はディスカウントの物しか買わないで、暑い時はクーラーをつけずに窓を開けて我慢し夜は8時くらいには電気を消してしまって、周りの家も真っ暗になっているとのことです。
又ある高齢者は歯が抜けているのに何も出来ないとか、体が悪くなっても医者に行けないとか言って悲惨な生活をしている様子を放映されていました。
それではその様な状況から抜ける為にはどうすればいいのでしょか?何もしなければ同じ様な生活が待っていますが、ほんの少し考え方や観点を変えて行動すれば同じ年金生活でも随分変わる事が出来ます。
2つの生活防衛
一つ目は家賃を下げる事です。固定費で一番の出るのが家賃ですが先ずこれを下げる事です。
年金生活者はある部分自由ですね。働いている現役世代の人は通勤の事も考えなければならないのですが、年金生活者はそこから解放されているので、地方に住む事を進めます。
あまり不便な場所ですと、買い物や病院に行く事も大変になるので、地方都市のちょっと離れている所は本当に家賃が安く借りれます。
地方は人が減少傾向にあるので割と便利な所でも家賃はグ~ンと下がります。例えば私の知り合いに長野県の上田市に駅からも近く買い物も便利な場所の一軒家賃貸ですが、3DKで3万です。
私の前職で山中湖に居ましたが、矢張り知り合いですが河口湖の奥の方の村ですが、古い一軒家ですが、家賃1万で借りる事が出来て良いよと言っています。
地方になると,廃家がドンドン増えてるので、人が住んだ方が家が悪くならないので安くなっています。
地方で安い一軒家で少し土地があれば庭に簡単に出来る野菜作りをしている人もけっこういますよ。都市では高い野菜が安く手に入るのも地方のメリットです。
市営住宅、県営住宅に申し込みしましょう。ぐん~と家賃が下がり、けっこう快適ですよ
どうして都会に住みたいなら、市営住宅や県営住宅をお勧めします。良い場所はなかなか当たらないですが、年金生活者は少し駅から離れていても買い物が便利なとこですと割と簡単に当たります。
年に2回の抽選会があります。市役所、区役所に行けば申込書が手に入ります。1~5回ぐらいは申し込みしても当たらないと覚悟して下さい。しかし人気のない場所では割と簡単に当たります。
2DKぐらいで2~3万円です。地方都市の市営住宅は古いのを我慢すると1万ぐらいであります。
どうですか、今の貴方の毎月の家賃の支払いが仮に5万円ですとそれを考え方を変えて行動すれば2~3万はすぐに浮きます。この差は大きいですよ!
都市の市営住宅に住んで家賃を下げて、そしてほんの週に2日のアルバイトで5~6万稼げば随分と生活が楽になりますよ!
都会で暮らすメリットを生かしましょ!健康であれば働く事は出来ます。
都会のメリットは70~80歳くらいでも職種を選ばなかったら仕事は有ります。現に私の周りにも73歳78歳にの人がアルバイトをしていて週5日働いている人は13~15万円、週2日の人が6万円もらっています。
年金プラス5万~6万円の収入アップは生きる意欲にもなります。何も考えないでぶつぶつつぶやくか、考え方を少し変えて行動するかは自由ですが、暑い時にクーラーぐらいつけて、夜も明かりをつけて、たまには月1回ぐらいは外食することぐらいは本当に出来ます。
惨めと思うか、良い老後は収入にもよりますがほんの少し意欲を取り戻してください。意欲を高めると生き方、考え方が変わって来ます。
一人シニアでも意欲があると周りの人と付き合いが出来ますし、一人静かに暮らしたい人もいい環境作りをすれば、幸せな人生ですし、それぞれ生きてきた環境にもよりますが、なにをしても、自分の居場所づくりをした人は幸せな人生を送ることが出来ます。
自分の居場所づくりはお金をあまり使わないでも出来ますよ!生きている実感をもちたいですね!
お問合せ、masakitsuchie9990@gmail.com