
1、経営者が自信を持つことは大切ですが、自信過剰になると判断を誤ることがあります。
自信過剰になると、周りの意見を聞く事をしなくなりました。一つのミュージアムの成功したことにより、自分の思いはお客様も求めていると勘違いして、良い場所だから!車もいっぱい走っているから!建物の外観がいいデザインだからと全て周りの環境に重きを置いて、これでお客様はドンドン入ってくると確信しました。
クリスマスの森サンタクロースミュージアムの様に場所が悪い所でもこれほど多くのお客様が来るので、自分の企画に絶対的に自信をもっていました。エンジェルミュージアムもいろいろ工夫をしましたが、これくらい色んな物語を紹介したり、工夫をしましたのでお客様も大いに喜んでもらえると思い、安心してエンジェルミュージアムを作る事にしました。
お客様の事を思うより、自分の思いの方が強過ぎました。おしつけるとお客様は引いていきます。お客様の欲しいもの、欲するものを用意しなくてはなりません。
しかし、後から考えるともっと子供も楽しめる楽しいコンセプトがあったり、ウエディングの要素を取り入れたりと、後から色んなアイデアが出てきます。しかしすでに自分にとっては膨大な資金投下しましたので、どうすることも出来ません。
エンジェルミュージアムを作る時にもっと友人、知人、人の意見や色んな切口を持って世間で流行りの物や、市場を調べることをぜずに自分の思いが強過ぎました。会社の経営者は、ある時は新入社員の話しでもじっくりと聞いて取り入れたり[サンリオの大発展したのが当時新入社員の女の子の猫のキャラクターキティちゃんです」現在では新入社員の意見を大切にしている会社が多くなっていますし、その様な会社は発展しています。社員の意見、話をじっくりと聞く場面、場所作り環境を作らないといけませんね!
2、自分の力、すなわち資金調達、資金投下などしっかりと見極める事が大切です。
現在の会社の力が10しか無いのに30,50の力が必要な事をするとむりが生じます。よく飲食業でも1店舗めで大成功したので、2店舗、3店舗と出して失敗するケースが割とあります。
今、大変な勢いで伸びてる串カツ田中も、かっては違う飲食店をしていて、1店舗目が大成功して数店舗出したのですが、高級路線で資金をかけ過ぎて、失敗して倒産の危機になりました。ほとんどの社員は辞めていきましたが残った側近の田中という女性従業員が提案した串カツのレシピーで復活して、今日の串カツ田中があるのです。
私の知り合いも一緒にラーメン店を経営しましたが、1,2店舗は結構流行る店を作る事に成功しました。1店舗目は10坪の店で12の客席で、資金は1000万円でそこそこ成功しました。2店舗めはもっと資金をかけず矢張り10坪の店舗でしたがぜんぶで750万円でオープンしました。
コンセプトは屋台のラーメン店でメニューもたった一つ、ラーメン1杯500円、店舗のデザインにはほとんど資金をかけず、厨房設備だけはしっかりして、店に屋台を入れたような作りで、照明器具も裸電球と提灯をつるすことで雰囲気づくりが返ってよかったみたいで結構流行ました。
私がミュージアム経営に忙しくなるのと、もう一カ所作るのに資金調達も必要になり、ラーメン会社の株を全部譲ることになり、経営から離れました。それから彼は何店舗増やして、ラーメンチエーン店を本格的に作る事になりました。ほとんどの店舗は低予算で1000万円以下の店舗でそれらは結構利益が出ました。
しかし、それから少し大型の店舗で35坪の客席も50席くらいあり、資金も4000万くらい使い、これが思ったよりお客様が少なかったので、経営が少し苦しくなりました。
孫氏の兵法「己を知って、敵を知るならば百戦百勝し。己しらず、敵を知らなければ全敗すると言いました。まさしく現在でも通用する言葉です。
この様に自分の力「会社の資金」利益などよく知って、経営しないと破綻の道が待っています。
3、自分の配偶者を保証人にしない事。
資金調達で絶対にしてはいけないのは自分の奥さんを保証人にしてはいけません。銀行、金融機関は、私達のように個人事業主や小さな企業で資金を借り入れする時に、よく言われるのは、奥さんも保証人にしてください。とよく言われました
私も1度だけ少ない資金調達の為自分の奥さんに保証人になってもらいました。これがもし多額の資金調達で奥さんの保証人になっていたら、きっともっと大変になっていたでしょ!
大手の企業、上場企業などは倒産の危機があっても、色んな助けてや、整理、人材を減らしたりと会社の存続することや、仮に倒産した場合でも個人が破産した事はあまり聞きませんが小さな会社、個人事業主は間違いなく事業主も保証人にならなくては資金調達が出来ないことが多いのです。
ですから、憂き目にあうと間違いなく個人も破産をしてしまいます。会社の資金調達で全ての保証人になっております。
会社が倒産して個人が破産すると、どの様になり生活をしなくていけないのでしょか!
住む家も車など資産になる物はすべて失います。残されるのは生活に必要な物と現金100万円までは生きるために最低の必要性のある物だけです。
まず、金融機関のクレジットカードは全て失います。現金の出し入れする銀行カードは手に残ります。
破産管財人「弁護士が代行します」が来て、すべての銀行口座、通帳を見せて預金残高をゼロにします。
そして、資産の全てを押さえて、私の名義の物は全て失います。家、車、など全てです。ですから「ここからが生きるために大切な事です」。
生きていくためにとりあえずしなくてはならない事。
絶対に必要なものは奥さんの名義に変更する
生きるために仕事をしなくてはならないので、車は絶対に必要ですので破産手続きをする前に自分の名義から奥さんの名義にしました。「これもあまり破産手続きが時間的に近いと認められませんので注意が必要です。」
クレジットカードなども、あらかじめ奥さんのカードである程度の資金が借り入れ出来るようにしていきます。
賃貸マンションなどに住まいを借りていきました。
もし、もう少し時間の余裕「倒産、破産手続きする前に」持ち家「一軒家、マンションをあらかじめ販売して、賃貸マンション、住宅に住む手続きに切り替えること事が出来るなら、すぐに住まいで困る事は有りません。
倒産して、破産してからですと、築何十年もたっているアパートぐらいしか、貸してもらえないので悲惨な生活になります。
破産すると、自分の気持ち切り替えていく事が大切な事です。あまり自分を追い込まないようにしなくてはいけません。
1年間で、倒産して、破産する人の中で3000人以上の人が自殺するのです。この様な悲劇は絶対にしてはいけません。
私の2目の前前職「宝石と毛皮の仕事」の時、知り合いの宝石、主に加工を専門にしていた、事業主が何年も付き合っていたのですが、ある時その会社に行きました。すると一人のよく知っている社員が言いました。
会社がなくなります。これからはよそで加工してください。言われて「どうしたんですか?と聞くと会社が倒産して、社長さんがなくなりました。と言われてかなりのショックを受けました。
この様に年間3000人以上の倒産して、破産した人がなくなります。倒産、破産しただけでも大変なのに、これ以上家族に悲しみ、苦しみを与えてはなりません。これを私はよく知っていたので、努めて明るく振るいました。
この様にして、倒産、破産を乗り越えるための出来る事を全部することです。
一番大切な事は矢張り家族の支えです。特に配偶者、奥さんの助けで気持ち的には何とか乗り越えれます。
もう一つ大切な事は友人の助けです。一人の友人がサンタクロースミュージアムを担保の金額以上「2900万円」で買ってもらい、政策金融公庫の負債を全部なくして、しかも破産管財人の付けた価格「2000万円」以上で買ってくれましたので、管財人も大喜びです。
友人が助けてくれたので、当分の間の生活は心配しないで住みました。
それを友人が賃貸で貸してもらう事になり、仕事もそのまま続けていく事が出来ましたので、当分生活は何とか出来る見通しが付けました。
こうして倒産して、破産しても、同じ賃貸マンションで住む事が出来、仕事も今までと同じ様に、個人事業主として再出発出来るようになりました。
日ごろから、家族、友人を大切にすることが生きていくのに一番大切と心がけて、仕事に、生活をしなくてはなりません。
皆様も周りの身近な家族、友人、知人を大切にしてください。これが本当の成功する人になります。
起業・会社経営、のお手伝いをいたします。
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