
1980年代からリゾート地にペンションブームが起こり、山中湖にも多くのペンションが出来ました。色んな思いとそれぞれサラリーマンの時から用意したり、ペンションの起業する人にノウハウを売っている、企業から学びオープンしたり、それぞれの個性のあるペンションが続々とオープンしました。
その中に1990年代に山中湖にオーベルジュフォテンブローが誕生して、にぎわっています。このオーベルジュとは、宿泊施設を持ったフランス料理のレストランと言ういちずけです。
オーベルジュはフランスでパリから1時間ぐらい車で走ると割とあります。私も仕事でフランスのアクセサリーを輸入製造販売していましたので、よくその社長さんが何度か招待してくれましたので、素敵なディナーは今も思い出すことがあります。
ペンションのほとんどは、奥様が料理が上手いとかで家庭料理に少し工夫して出してました。しろーと料理ですので値段と比べてまあまあのペンションが多いでした。
その中でフォテンブローのオーナーは帝国ホテルのシェフを勤め上げた人で、本格的なフランス料理をコースで出して、人気のペンションとなりました。
価格も他のペンションから比べれば、少し高めですが、1万数千円で私のめいも誕生日に泊まっていき、とても素敵な料理をでしてくれたと満足していました。
東京で食べれば、10000円以上する内容です。それで1泊2食付いて1万数千で宿泊も出来て、朝食もつくのですから、流行るのは当たり前です。
この山中湖のオーベルジュの成功で今度は箱根の仙石原に立派なオーベルジュ、ホテルをオープンオープンしました。とてもクオリティーの高いホテルで、広い客室に半露天風呂付きで各客室を提供しています。
勿論、フランス料理も東京でもなかなか食べる事が出来ないほど洗練された、シェフ自慢のフランス料理を出していますので、キャンペーンでも1泊2食で29000円からで4万円台が普通です。
マスコミにもよく取り上げていますので、お客様の固定客も多いですね。私もクリスマスの森を経営している時、経営者の奥様がクリスマスグッツを買いに来て下さり、色んな話をしてくれました。
そして今度は熱海にも素敵なレストランホテルをオープンしました。どうですかこの様に大成功する人がいます。自分の力に応じて少しずつ大きくなって夢を実現した人のはなしです。
大成功をしたのは自分の力を信じて、夢に向かい自分の力に応じた舞台作りをした結果、成功者となりました。
私も山中湖にプチホテルリンクスをオープンしました。その頃のほとんどのペンションは部屋に、バストイレは無く、共同で使う所が多く、食事も2交代で食べるダイニングでリビングルームもあっても狭く、無い所も多かったです。
私の作ったプチホテルリンクスは、全室バストイレ付きでリビングには暖炉を作り、ゆっくりくつげるスペースがあります。ダイニングには各部屋の人数に合わせて、2人部屋には2人の椅子にテーブル、3~4人部屋には、4人がゆったりと座れる椅子とテーブルを配置しました。
ディナーは本格的なステーキを焼く設備して、鉄板で提供していました。フルコースのステーキディナーはお客様がとても喜びました。
夏のシーズンには、電話が鳴りっぱなしになり、断ることの方が多かったのですが、東京でも自分の仕事があります。夏は都会の暑い気候から逃れるのでシーズンにはいましたが、秋になると自分の仕事があるので、土日祝日しか営業できなく、予約申し込みもちゃんと出来なくなり効率が悪くなったので、前からペンションをしたかった人が見つかり経営を任せました。
このオーナーも本当は自分でペンションを作りたいと思っていたところ、資金が全然足りないのですが諦めきれず、貸してるくれるペンションを探していた所、私のプチホテルリンクスを見て是非ともとお願いされ、人柄も夫婦で面接して良い人と分かり経営を任せました。
少し前のペンション作りは土地と建物を合わせて7000万円から8000万円が相場でしたが、私のプチホテルリンクスは1億を少し上回りましたが、自分の願うクオリティーがありましたので、少し多くかかりましたが、満足しました。
その大切な物件を任せるので、何人か面接しましたが、このオーナーが夫婦とも良い人でしたので、任せました。
結果、大成功です。そのオーナーは食事専門のシェフを雇い入れ、名物料理とデザートを作り、1年中お客様が絶えないプチホテルとなり、中庭には全天候型の温水プールまで作りました。
そして、このプチホテルリンクスを譲ってくださいと、打診があり喜んで譲りました。今も新しく作り変えて、頑張って経営しています。
教訓として、人も物も愛した人が勝ちます。
反対に一組のオーナーがいました。このオーナは中古のペンションを買いました。まだ若い人の夫婦でしたがやる気満々でリニューアルオープンオープンしました。奥様も小さい子供がいて頑張りました。
少しして、奥様はペンションでエステの部屋を作り、私も一度、簡単なマッサージをうけました。
食事も一度食べさせてもらいましたが、普通の家庭料理に少し手を加えている程度でした。
何の変哲もないペンションで、料理も特徴ないのにエステなどしたら余計に力を分散するので大丈夫ですかと思いましたが、それぞれのオーナーが考えているので、様子を見ていました。
2,3年は頑張っていましたが、しばらくして遊びに行くと、ペンションの仕事を辞めると言って御夫婦で言ってくれましたので、その御夫婦はサラリーマンに戻りました。そのペンションは今は雑草が茂っています。
教訓として、同じ力だと分散すると負け組になります。レーザー光線の様に一点に集中すると凄い力になります。
ペンションのオーナーはそれぞれ生き方で変わります。あるペンションのオーナーは時代が変わる事を見いだして、部屋数をへらし全部屋バストイレ付きして、今も頑張っています。またあるオーナーはペンションを売り払い近くの街に家を買い、楽隠居生活している人もいます。
活躍する時間は限られていますので、貴方の思いを実現する様にしてください。
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