
高齢者雇用安定法の改正後の定年制の状況はまだ余り,現状では変わっていない。
厚生労働省平成29年度高齢者雇用状況
60歳定年 77.7パーセント
61~64歳 2.7パーセント
65歳定年 15.3パーセント
66~69 0.7 パーセント
70歳定年 1.1パーセント
定年廃止 2.6パーセント
年金支給は65歳から70歳にやがてなる事は政府が推し進めています。
年金も65歳から70歳まで徐々に引き上げる事を政府が提案しています。ですから高齢者になっても働く事を奨励していますが、求人状況は完全にミスマッチになっております。
60歳以上の有効求人倍率は
サービス業 2.86
保安「ガードマン」など 4.80
事務の仕事 0.42
管理職 0.46
今までのシニアのスキルを活かす仕事はないと思って下さい。
シニア世代はほとんどの人が働いていた会社の管理職及び何人かの上司になっています。ですから定年退職後も自分のスキルを活かした、求職をしたいと思う事は当たり前のことですが、残念ながらほとんどの人はその様な仕事にはありつけないのが現状です。
ですから今迄の考え方、大きく言えば新しい生き方をしないと仕事は見つかりません。私も33歳から事業主でしたので、65歳の時少し求職の為応募しましたが、ほとんどだめでした。
ひどい場合は面接する雇用側の人がおどおどしたり、下を向いて話したり、自分の子供の様な人が面接して、あ~これはダメとすぐにわかります。
私の様な履歴書をみたら、誰でも使いずらいとわかる上に年齢だけは高齢者なので、ほとんどは履歴書が帰ってきたり、電話もなしです。
ですからたとえ貴方が一流企業の、しかもそこそこの位置が有っても求職は厳しい状況です。
ある部分完全にプライドを捨てないと、雇用されません。後はちょど人材が非常に足らないとかタイミングもありますが、シニア世代の求職の場合ほとんどスキルは関係ないと思ってください。
私の知り合いに70歳の人が、今流行のキッズディオと言う小学生の放課後の学童保育の代わり、英語で遊んだり、勉強して一人一人の送り迎えの仕事を週2日ドライバーをしていますが、元は500人ぐらいの会社社長をしていました。株はあまり多く持っていないので、定年でやめました。
年金も普通の人より少し多いですが、もっと高齢のお母さんの介護していますので、社会に少しは参加したいと思い、時給1000円でアルバイトをしています。
普通で言えば、500人の社長をしていれば、楽隠居出来ますが、今のアルバイトでは一ヶ月働いても4万円にしかならないですが、キッチリ週2日働いています。
シニアの働く動機は色々有りますが、矢張りなるべく賃金を多く貰いたいのが当たり前のことです。
外国人がシニアの仕事を奪うことになるかもしれません。
日本も段々と外国人の雇用を増やすことに、法令も可決してドンドン増えています。もうコンビニエンスストアは、ほとんど必ずと言ってもいいほど外国人が働いています。
3Kと言われる仕事はドンドン外国人に雇用する企業が増えつつあります。高齢者もいつまでも、あんのんとしていられません。
外国人が言葉を覚え、日本の文化にも慣れてしまえば、企業側はシニアより若い外国人の方が使えると思う時期が来ます。
いまはまだ始まったばかりなので、3Kの仕事は有りますが、うかうかはしていられません。
では高齢者及び50代、高齢者予備軍はどの様にすればいいのでしょか?それは会社員の時社外の人脈作りをしてください。又仕事以外の貴方のやりたい事、楽しい事を深めるための勉強してください。
起業する人はなるべく早く、社外の人脈作りの為、色んな分野の人と交流する機会を増やすことに力を入れて、勉強会、人の交流会、又時間の許す範囲で海外旅行もおすすめです。
自分に投資することが、一番確かな投資です。スキルアップで自分の価値を高めるようにすれば、自分を高く売れるようになります。
これからの日本はシニアが財産になる事が必要になります。貴方も一度しかない人生を、大切に生きて下さい。
シニアの起業する人のお手伝いをします。シニアスタートアップのマッキーに気がるに相談してください。
連絡をお待ちしております。