飲食店経営するときシニアと若者の起業はどこが違いがあるのか?

飲食店を経営に年は関係有りませんが、一番気を付けなくてはならないのが体力です。自分が店に立つ場合、長時間の仕事は無理があり、よく流行っている店が閉めるケースがあります。

私の近くに美味しい中華料理を出す店が有ってよく利用していましたが、ある日突然店がなくなりました。

昼のランチタイムもいつもいっぱいで、土日の夜も直ぐにいっぱいになるので早く行っていました。後で聞くとシニアになって体力に限界を感じたとのことでした。

どの様な立場で店作りをするのか、経営で徹するのか、全部自分で厨房に立ち、サービスも家族でするのかはそれぞれの思い、願い、やり方で決まります。

飲食業は基本的には長時間労働になり、若者でも大変です。ですから人材募集してもなかなか集まらなく難しい事があります。

私もステーキハウス、テキサスを神田小川町に開店しましたが、売上はまあまあでしたが、人集めに苦労しました。

私のメインの仕事は宝石と毛皮の仕事でしたが、時々店長から朝、電話がありアルバイトが休んでいるのでヘルップしてください、と言って来ます。

仕方がなく私も店頭に立ち、ウエイターの仕事をよくしました。20坪30席で4人で店を回します。厨房に立つ人2人、ホールでサービスする人が2人とローテーションを組んでいますので、一人でもぬけると回らなくなります。

昼間で5回転、150人が来店し毎日3時間でこの人数をこなします。ですからみんなこの時間は少しの時間も気を抜かずに働きました。オフィス街なのでランチが売り上げが60パーセント以上なので、これがこけると経営にダメージになるので、いつもピリピリしていました。

ただ、ランチである程度の売り上げが見込めるので、経営的にはまあまあでしたので、ステーキハウスを経営したことはいい経験でした。

次にラーメン店を経営しました。今は全国的に200店以上に大きくなった、フランチャイズ花月の走りでした。まだ数店舗しか無い時でしたが吉祥寺駅前に3000万円の投資をしました。

今度の花月との契約は投資だけなので具体的に店に厨房に立ったり、人の手配は花月本社がするので、投資だけをしました。

ラーメン店を経営は飲食業の中でもオープン時間が長いので、シニアが個人で経営するのはお勧め出来ません。

花月の場合、朝11時から次の朝の5時まで営業します。勿論社員は2交代で営業するので我慢できないほどの拘束時間はありませんでした。

これがもし、個人で営業すると、経営者は一日中店が開いてる間は気を抜けません。そして、短い時間営業では仕込みや、固定費、経費の関係でむつかしくなるので、どうしても長時間労働になります。

私の様に投資だけでも、深夜に目が覚める時、今でも店が開いていると思うと、働いている人に感謝とありがたい気持ちになります。

これが、もし自分で厨房に立って働いていると考えたら、とてもやっていけないと思います。

若い時の起業はドンドン攻めていいかもしれませんが、シニアは矢張り体力、気力を考えて店作りを考えてください。

一つの方法

山中湖で仕事をしている時、近くに富士吉田市があります。富士吉田の名物の一つは太くてこしのある、富士吉田うどんが有名です。

山梨には全国的に有名なほうとうがありますが、同じ麺るいなのですが、全然違うものです。ほうとうは味噌味で、平麺で具はカボチャなどがメインですが、富士吉田のうどんは太くてもっちりして、味はしょう油です。具はキャベツとあぶらげ、お肉が少し入っています。

この富士吉田のうどん店は市内に何十店舗ありますが、ほとんどのお店は自分の家を改造して、営業時間も昼間だけの店が多いでした。

自分の家なので固定費はほとんどかかりません。人も家族の経営ですので人件費もかかりません。麺類なので原価率も低く出来ます。具で個性も少しはだせます。営業時間も短いので負担が少ないので、ほとんどの店は長い期間経営を続けています

もし、シニアの貴方が飲食店を経営するなら、このやり方に参考にしてください。蕎麦屋を、シニアが経営しているところで、土日祝日のみ営業している所もあります。

この蕎麦屋さんも、やはり自分の家を改造して店を作っています。やはりこれからのシニアの生き方として、儲ける事も大切ですが、どこかで世の中と接点を作る事や生きがいなどが大切ですね。

ですから、益々体力は間違いなく落ちていくので、シニアの生き方のキーワードは無理せずに、楽しく、出来る事、したい事をする様にしてください。この様に生きているシニアは気力、体力がある人が多いですね。

起業する人のお手伝いをします。シニアスタートアップのマッキーに気軽にご連絡ください。

masakitsuchie9990@gmail.com

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