
50歳以上の起業して独立する人が増えています。20代で起業するより、50代、60代の方が多いと、「日本政策金融公庫」のデーターでも、20代、7パーセント、50代19パーセント、60代7パーセントと2018年度のデーターで出ています。
超高齢者社会になった日本ですが、昔は60歳からが年金支給が普通でしたが、今も支給をチョイス出来ますが、かなり支給額が減らされます。年金も65歳からが普通に支給されるようになり、昨今では70歳以上の人も年金を支払うと政府の案がでています。
年金を当てに出来ない人や個人事業主の場合。
私の様に個人事業主の場合は国民年金では年金額が少ないか、無年金の人も多いので働かなければ食べていけません。
日本は中途半端な福祉なので、お金の無い年寄りには厳しい状況です。一つの例ですが、貴方が今63歳場合、年金はまだ支給されていません。会社も定年か同じ仕事をしていても位置がなくなり、給料も少なくなっているのが現状です。
そこで仕事探しをしてみて下さい。ネット検索で仕事を探してみてください。条件無しの場合すぐに、数万件の仕事がでてきます。しかしキーワードで63歳、65歳と検索エンジンで調べるとあわよくば一桁の仕事がでてきます。
シニアの仕事探しは厳しい状況です。
一件も無いと表示されることも多いです。また出てきた仕事は、掃除、ガードマン、管理人、運転手、介護関係です。
年よりにとってはきつい仕事ばかりです。又今までは位置があった人には命令する側の人はもっとむつかしく、若い人に命令されたり、慣れない環境に戸惑う事で長続きしません。
そこで、今は起業して独立するシニアが増えています。今までのスキルを活かすことで、出来る事がありますし、人脈なども使える事があります。また今までしたくても出来なかった事や、夢の実現の為に起業する人が増えています。
そして一番重要な事が、おそらく60歳を超えた人にはお金がかかった子供の教育も終わる時ですので、生活費もぐーんと減ります。
そして、少なからず年金をもらうと、真面目にサラリーマン生活を送った人は最低限の生活をすることが出来るので、若者の起業の様にガツガツしないで、人生を楽しく活きる事を第一として、この世に役立ちたい仕事と思う人が多い事も事実です。
私の所に相談が来る人の多くは少し年金金額が少ないとか、生活に困らない程度に貰っているが、おこずかいにと、割と私から見たら贅沢な相談も結構あります。
シニアで仕事を探す人と、起業し、独立して頑張る人は年々増加しています。ただ起業する人に言っているのは、なるべくお金をかからない方法を探していく事と、自己資金の内で始める事をおすすめしています。いままでの経験を活かせるコンサルタントなどもあまり資金がなくても始める事ができます。
公的金融機関でシニア向けの起業応援の為の資金を貸し出す所もありますが、最初は知識として知ってください。あくまでも自己資金でスタートアップして、いけると思ったらなるべく公的金融機関を使ってください。
資金調達は公的金融機関から集めてください。高金利は絶対やめてください。
創業当時に借り入れは出来る、日本政策金融公庫のシニア起業家支援資金55歳以上で融資額は最大で7200万円まで借り入れ出来ます。このうち運転資金は4800万円かりることができます。私も山梨の山中湖にサンタクロースミュージアムを作った時、日本政策金融公庫から3000万円借り入れは出来ました。10年間返済で月30万円くらいの返済しました。
また都道府県の各地にある信用保証協会を使って一般の金融機関から借り入れは出来ます。私も、横浜市と山梨県に仕事を持っている時、2度この保証協会を使って借り入れは出来ました。
1度目は山中湖にプチホテルリンクスを作り経営しました。4000万円の借り入れの保証を山梨県の保証協会でしてもらい、12年返済で月36万円くらい返しました。
2度目は同じく山中湖で天使のミュージアムを作った時、三井住友銀行から山梨県の保証協会の保証で5000万円借り入れできました。15年間の返済で月45万円位でした。
私の場合は起業して独立する事に慣れているのと、ほとんど全額が施設つくりの為なので割とスムーズに借り入れは出来ました。
しかし、シニアの起業はなるべく自己資金で、もしくは少ない借り入れで始める事をお勧めします。
益々高齢社会になります。下手したら70,80代まで働くのは当たり前になってきます。小さくても自分の舞台を作り頑張ってください。
起業のお手伝いをします。スタートアップストーリーのマッキーに気軽にご連絡ください。