
起業すると業界、仕事により時間の使い方が大きく変わります。
サラリーマン時代も仕事の内容により時間の使い方が違いますが、独立して起業すると、もっと時間の使い方が変わります。
特にお客様と直接目の前に接客する仕事はオーナー自ら接客します。飲食業や宿泊業、サービス業、コンビニエンスストアなどは起業して始めの時はオーナー自ら先頭に立ち働ければ誰もついていきません。
最近のネットでの悪ふざけの動画目も当てられません。経営者が自ら指揮している会社、お店ではありえないことです。
私は飲食業界、宿泊施設、宝石毛皮の製造販売、広告代理店、アクセサリー製造販売、その他10以上の事業を立ち上げたので具体的に時間の使い方や拘束される事をお知らせします。
飲食店経営
フランチャイズのステーキハウステキサスと言う神田小川町駅前のレストラン経営をしました。
オープン前後は店長はいましたが、やはりオーナーが全部知らないと経営出来ないので一通り全ての業務をしました。
20坪のお店ですが30人席、テーブルが4人席が6テーブル2席が3テーブルこれを朝11時から2時までと、夜は5時からオープンしラストオーダー9時の10時閉店です。これを4名でこなします。
仕込みが9時からオープンまでします。そしてお店の開店で速いひとは11時過ぎから入りはじめ、昼2時まで一時の休む事は出来ません。
会社、ビルの周りですので、昼が勝負で最低でも4回転120名のお客を入れなくてはいけないので如何にテキパキとオーダーを取りステーキを提供することに走り回るほど忙しいです。
2時にクローズの看板を出して残りのお客様が帰るまで30分、店内の掃除をして、その間に厨房内では自分達の食事作り、食べると3時30分、1時間休んで4時30分から夜の仕込み作業、5時オープンしますが昼のようになだれ込むようにはお客様は来ません。
そして9時でラストオーダーしクローズの看板を出して厨房は自分達の賄い夜ご飯をつくります。10時にはお客さまがいなくなるので晩御飯を食べてかたずけに入り11時30分、ぐらいに店を出ます。
家に帰るのが大体12時30分風呂を入って寝るのが1時30分、これが6日間続いて日曜日に休むパタンでした。オーナーが直接、シエフや店長をしたならばこれだけの時間を拘束されます。これがFCでなく仕入れも自分で築地市場やそのほか仕入れに回るとどれぐら自分の時間をとることが出来るでしょうか?店の場所や条件で時間はかわります。
私は違う仕事もしていましたが、よく突然社員やアルバイトが休んだりすると店長から電話がかかって来て手伝いに行くことがよくあり私もよく長時間働きました。
ラーメン店の時間の使い方
花月吉祥寺店の場合、昼前11時オープンし、そして次の日の朝5時までズート閉店なしの16時間営業です。個人の経営しているラーメン店では色んなパタンがありますので一概には言えませんが長時間営業しているところがおおいようです。
花月吉祥寺店は9時店長が仕込み11時オープンして3時ぐらいに少し暇になると交代に昼休みにして夜9まで仕事します。もう一人社員は5時にきて次の朝5時までします。昼夜二交代制店を回しました。
これが起業して自分で全てするならば8時くらいから仕込みして夜の10時11時まで営業するならば15,16時間の拘束は避けれません。又暇なアイドルタイムはスープの仕込みに時間がかなりかかるので、ゆっくり休んでいる時間はありません。
もしゆっくり休んでいられるならその店は失敗でしょうね。この様に飲食業は長時間労働は避けられませんので、体力と気力に自身のある方には良いラーメン店をつくれます。
現に花月吉祥寺店で少し修業した一人の若者が一時テレビ業界によく出ていたぐらいカリスマのラーメン店主になりました。
起業、企業経営のお手伝いします。
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