
会社員の頃は会社と言うバックボーンが有ったので相手先の企業も信用して取引をしてくれます。
しかしながらいざ独立すると応援しますよと言ってた取引先も手のひら返したようにシビア言ってきました。
それは当然のことです。起業したばっかりの会社の信頼性はほとんどないからです。しかし一回でも取引を始めると変わります。
私の独立する業界は宝石と言う高額な物を扱う商品ですので、始めて取引をするには現金でしか取引できません。しかし欲しい商品を全部買い取るなど出来ません。決められた資金です、いくら有ってもすぐ底をつきます。
そこでこの業界の取引する場合には委託と言う制度がありますが新規の者には現金委託取引です。その取引したい業者に現金を預けて100万だったら100万までの宝石、指輪、ネックレスを期間限定で委託してもらえます。ですからその業者の持っている在庫は何でも入れ替わり出来るのでお客様の要望を割と探すことができます。その様な業者を幾つか持てば宝石商としてやっていけます。
信頼性を勝ち取るために!
先ずは当たり前のことですが約束した事を絶対に守ることです。預かった商品を約束した時を守ることです。時にはお客様の都合で預かった商品を見せることが出来ない場合にも必ず業者に行って返品交換の手続きをします、これを面倒と思ったら信頼を勝取ることはできません。
こまめに連絡します。そしてもっと大切にしたことは支払いのことです。私が心がけてたのがお客様から頂いた内金を仕入れの商品の原価を相手先にまず支払い、そしてその後から自分の報酬としていただきました。
いつも約束した支払期日前に支払うので1年も経たないうちに先方の会社から委託金の2倍3倍そして委託金なしで取引が出来るようになりました。
約束をまもる。連絡はこまめに、支払いは期日前に、これはお客様にもあてはまります。
やがて外国人の業者とも取引を増えました。ある外人の業者は世界中にクライアントを持っている人でルース裸石と言って指輪など加工する前の状態で持ってきます。日本ではなかなか手に入いらない宝石をもってきます。私が支払いが速いので日本に来たら一番先に連絡してくれます。本当に素晴らしいルースを持ってきます。これこそ宝石と言うものです、ですからいいものがやすく手に入りお客様にも還元できるので大変よろこんでもらいました。
日本の業者も私好みの良い商品を持ってきますので良いサイクルでまわりました。信頼を勝ち取ると1億円ぐらいの宝石を何時でも委託で貸してくれます。又在庫でも逸品ばかりを持っていますので仲間からもよく委託をたのまれました。
お客様も喜んでもらえる宝石商になりました。
良い宝石を持っていると言われる紹介も増えてきます。良いお客様には必ずと言ってもいいほど良い人達を 紹介 して頂きました。お礼に箱根に有名なオーベルジュにいったり、青山のイタリアンレストランとか和食の老舗にもよくいきました。
またお客様の持っている軽井沢の別荘のグルメ旅行、ハワイ、バリ島、時にはヨーロッパ旅行もいきました。
川上の業者、そしてお客を信頼でつなぎとめるには相手のしてほしいことを知るということです。そして実行することです。
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